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日頃の姿を知っていただこうという企画です。 千葉大学合唱団のホームページには「リンク」もしくは、プラウザの「戻る」よりお戻りください。
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・・・高い。
どうやらベートーヴェンは女声に優しい方ではないようです。

と思ったら、どのパートも(オーケストラも)激しく難しい動きばかり。

音を追うのが精一杯、
過呼吸になりそうな曲です。

しかし、挑戦するからにはこの作品を歌いこなしたい!!
作品を歌い通す集中力、
言葉に対する注意力、
長大な“音楽”を把握する力。
色々なものが要求されます。

言い換えれば、歌いきるだけのお腹の力、ドイツ語の発音、
暗譜すること、が要求されているわけです。

これを本当にマスターしようと思えば普通に1年、いや3年以上かかると思いますが、これだけできてもまだ第九を歌えたことにはならないと思うのです。

ベートーヴェンの交響曲第九番。彼の最後の交響曲です。オーケストラだけで表現することも可能だったはずなのに、合唱、人間の声によって直接的に言葉を伝えようとしたのはなぜでしょうか。彼が本当に世界に問いたかったことは何だったのでしょうか。

まだ20年も生きていない私たちに理解できるような作品ではないのかもしれません。

だから今回は、“今の私たちだからこそ歌える第九”を精一杯表現したい。

そして一生をかけて、この作品を理解していきたいと思っています。

定期演奏会で『マタイ受難曲』を演奏するにあたって、
「成長していく自分をはかる“ものさし”のような曲として持っていてほしい。」と先生はおっしゃいました。
第九もまた、少しずつ成長していく自分を映す鏡となるでしょう。
ものの見方や生き方が豊かになることで、自分の歌にも表現の豊かさが生まれるのだと思います。


もっともっとうまくなりたい。

もっともっと自由に歌えるようになりたい。

今はそう思いながら必死で歌うばかりです。


みきてぃ
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